2010 年 12 月 6 日

伊豆石の蔵保存運動の支援に行きました

以下のように支援してきました。蔵の2階の柱や壁、小屋組みなどに全て番付を打ちました。手伝ってくれたのは民家再生協会が主催する「民家の学校」11期生の川崎さんです。(大沢匠)
消滅の危機に直面していた東伊豆町・奈良本の伊豆石の蔵は、東伊豆町で不動産業を経営する荒瀬さんが移築を申し出てくださり、再生に向けて一歩を踏み出しました。
伊豆の大切な文化財をひとつ次代に伝える見通しがたちました。荒瀬さんはじめ、有形無形のご支援をいただきましたみなさまに心から御礼申し上げます。
所有者となった荒瀬さんは、伊豆石などの建材を取り外して保管し、地元の協力を得て奈良本地区内に蔵を復元して観光などに活用してもらいたいとのご意向です。
今後は、荒瀬さんとかねてから交流がある建築家の大沢匠さんが率いるNPO日本民家再生協会有志の“お助け隊”と、引き取り手探しに協力してきた私たち市民がチームを組んで、石蔵の移築・再生を支援させていただきます。
町に提示された12月15日の撤去期限までに間に合わせるため、12月4日には大沢さんら“お助け隊”も駆けつけて、石材や木材の一つ一つに番号をふる作業を行いました。12月6日から14日(09:00~17:00)まで手作業で石を搬出する作業に協力していただける市民ボランティアを募集しています(見学のみも可能)。
蔵の移築・再生に向けて、引き続き暖かいご支援ご協力をよろしくお願いします!
※連絡先⇒(奈良本の伊豆石の蔵の解体を惜しむ有志の会
                      はなぶさ 0558-22-3166

 

番付を打った2階南側壁面

番付を打った2階南側壁面

カテゴリー: イベント — osawa @ 11:45 AM

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